クヌムの技解説です。
「この国全ては、俺の作品となり、兵士となる」……彼にしては堅い台詞ですね(思いつかんかったw)
クヌム戦闘スタイル「ケメト・メシャア」
「ケメト」は直訳すると「黒い土地」という意味なのだそうで。
ナイルの恵みを受けた肥沃な黒い土地=「エジプト(の国土)」を指す言葉でもあります。
「メシャア」は「歩兵」「軍隊」という意味です。同じ発音(船のヒエログリフが付く)で「探検、遠征」の
意味にもなるので、もしかしたら戦争の為の軍隊というより、交易や資源を得るための遠征隊…
みたいなニュアンスの方が近いのか?とは思いますが…。その辺ちょっと良く分からんかったw
手持ちのヒエログリフ本には「軍隊」の単語もいくつか有ったんですが、響き的にこれが一番しっくり来たので。
んで設定ですが。
クヌムは陶工の神という事で、もうそのままですね…w
ちなみに
「セクメト神話」で出てきた羊も泥で作ってます。
余談ですが漫画の中でメンフィスの防衛をクヌムにしたのは、防衛任せられるだけの力がある神&
メンフィスとエレファンティネ(クヌムの信仰地)は距離的に離れていたからだったりします…。
セクメトが向かっていたのがメンフィスだったので、今すぐエレファンティネに危険が迫る事は
無いだろうという判断でのクヌムの人選でしたw
あとこのコマではクヌムの角の飾り(リング)がありませんが、描き忘れじゃなくて(昔の出来事なので)
単にまだ付けてなかったからです。実はプタハが作ったという裏設定だけはあるよ(笑)
設定の話に戻って……材料(砂や泥)がある限りは無限に創れるので、わりと大きな物もいけます。
ただ外ではメチャ強ですが、室内とか泥が無い場所だとちょっと厳しいかも。ヒヨコで精一杯w
同じ造物神であるプタハは武器など無機物系(シア)がメインなのに対して、クヌムは生物系メインなのかなーと。ろくろで人間創る神でもありますしね。
まあクヌム別に戦闘神じゃないので、普段は陶工の仕事の補助とか、雑用で使ってそうな気はする(笑)
ところでクヌム神の役割として「矢を放ってナイルの増水を起こす」というものがありますが。
矢は分裂するらしいw
基本は洪水起こす用の技ですが、その気になれば戦闘にも応用できそうです。
こんな感じで!クヌム解説でした~
PR