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おまけ
プタハ「妙に肩が重いとは思った」
今回語り手がウプウアウトということで。前半冒頭のナレーションも彼です。
ラストのセクメトとプタハのあれこれに関してはかなり曖昧に終わってしまった感ありますが、
語り手がウプな時点で(当事者じゃないので)突っ込みようが無かったんだ……。
微妙に適当なところがウプクオリティです(笑)
んで本編なんですが。
シアがプタハに逆らうシーンは最初から入れたいなと考えてました。
どうしてもフウの方が動かしやすくて、普段なかなか活躍させてやれないので……
彼女に何か日頃の思い?みたいなものを言わせたいなと。
ここでも何度か書いたと思いますが……シアは自分だけでは変身できず(唯一杖にだけは変身できる)
「使ってくれるパートナー」が必要なのですが、単独行動できるフウと違って他人に依存せざるを
得ない自分にジレンマを抱えてもいます。
本編でも言ってますが、パートナーとの信頼が崩れたとき一番歯がゆい思いをするのは
彼女なのかなぁ……と。何だかんだ言ってても、それでもプタハについていく子ですw
その後のベヌウのセリフは、実際にはトトが吹き込んだものです。
セトがキレてますが……あのセクメトとやり合いながら誘い出すって、絶対口で言うほど簡単じゃないよなと…。とんだムチャ振りだぜ!!というセトの叫びでしたw
フウの「影の世界」も今回どこかで入れたいなと思ってて。
どこまでも続く暗闇の中に白い光(地上からはこれが影に見える)が点在するイメージでした。
今回ウプを連れて行ったように、フウ以外の者も引き入れることは可能です。
ただしフウも言ってますが、他の者は光を通り抜けられないので、行き来する際はフウの手助けが必要です。一度離れてしまうと元の地上に戻るのはほぼ不可能。
ウプはここでやっと名前出せましたね…。「犬」発言にこだわるのは昔からだったようだw
この時はフウにはぐらかされてしまいましたが、フウは相手の名前を呼ぶ事はそうそう無いです。
(本編でもプタハとウプ、シア以外は名前呼んでません)
「呪文」の力の具現化でもある彼は、発せられた言葉がただの音でないことも十分承知なわけで。
時に相手を縛ることもできるほど力の強い「名前」はそう簡単には口にしないです。
なのでウプの事も最初ガキだの犬だの言ってますが「呼んで欲しかったらオレに認められるように頑張れ」って言ってるのは、あながち冗談でもなかったって事ですね……。
ウプの成長は、語り手を彼にしようと思った時に何かエピソード加えたいと思って。
アヌビスとのやりとりはいつものウプで楽しく描けましたw
p43ではトトが「アトゥムに協力してもらって~」とサラッと流してますが、これはアトゥムの能力も関係しています。この辺はソカリスやクヌムのも含めて後日解説したいなーとは思ってますが……いつになるのかw
あと、ネームの時点ではp47で終了だったんですが、描いてるうちに最後のページを急遽追加w
やっぱりメンフィスは「家族」「仲間」がキーワードだと思うので…3人で終わりたかったんだ…!
撮影風景的な…おまけ。
セクメト的には大問題w
……と、セクメト神話こんな感じで!なんとか終われて良かったですw