リキテックス リキッド
アクリル絵の具の一種で、チューブタイプのものと違って液体の絵具が入っています。
絵具が既に軟らかい状態になっているので、水で薄めなくてもボトルから出して
そのまま塗れる(勿論水を足して使う事もできます)…というものらしく。
アクリルの性質である「速乾性」や「耐水性(乾くと水落ちしない)」などは勿論そのままで、
よく使う色を作り置き出来る(保存用の空ボトルも売られてます)のは有難いかなと。
あとボトルのフォルムが可愛いw
見た目はスポイト付きでカラーインクとかに近い感じですかね…。
顔料が沈みやすいので、使う前によく振った方が良いっぽい。
特にメタリック系の色は届いた時点でこれ完全に分離してないか?ってぐらいの沈殿ぶりで…
箱開けてちょっとビビッたw(画像、分かりにくいけど沈殿して二層に分かれてます)
(画像はブライトシルバー)
一瞬不安になったけど、念入りめにボトル振ったら大丈夫でしたw
あとフタロシアニングリーンのボトルのキャップが若干割れてて開かなくなってて…
割れた部分から液漏れした痕跡があったので、どうやら漏れた絵具が固まってくっ付いたらしく。
さすがにそれは交換してもらったよ…。
使ってみた感想としては、思ったよりサラサラしてて水っぽかったです。
もっとトロッとしてるのかと思ってた……チューブの色そのままに液体になってるという感じ。
ただ色によって粘度は違うようで、メタリック系なんかは特に粘度が高いドロッとした感じでした。
あとアクリルなので乾くのがめちゃくちゃ早いです。
紙や水の分量にもよると思うけど、じっくり考えながら描きたい人にはあまり向かないかも。
(アクリル用の遅乾材もありますがリキッドにも使えるかはちょっと分からないです…)
紙を水で湿らせておけばある程度は定着も遅らせられるけど、結構焦りながらの色塗りでした…。
パレットに出した絵具もすぐに乾くので、途中でちょっと食事~とかで席立つと多分アウト。
しかも一旦乾くと使い物にならないので多く作りすぎると無駄になったりも…w
こちら透明水彩系ということで、不透明のポスターカラーやアクリルガッシュのような隠蔽性はあまり無かったです。絵具が軟らかいせいもあるかもしれないけど、自分はどっちか言うとポスカラや
ガッシュの方が馴染みがあるので…なかなか感覚が掴めなくてw
原液のまま塗ってるんですが、下の色(グリーン)わりとガッツリ残ってますね…。
ポスカラやガッシュは濃いめに溶けば下地の色をほぼ完全に消せるので…同じ感覚だと失敗しそうw
でもこれはこれで重ね塗りで色味が変わる面白さもあるのかなーと思いました。
この辺はもうちょっと練習が必要かな……。
ついでに地元の画材店で購入してた、こちらも。
使い捨てタイプの紙製パレットです。学生時代はこのタイプ使ってたw
ノートみたいに綴りになっていて、使い切ったら剥がして新しい面を出して使います。
撥水加工された紙なので普通のパレットと同じように絵具を出したり混ぜたりしてOK。
プラスチックのやつでも良いかなと思ったんですが、アクリルの耐水性を考えると乾くと落とすのが
大変かなぁと思って…。専用のクリーナーもあるにはありますが、それなら使い捨ての方が楽かなとw
めくるとこんな感じ。結構ツルツルした紙です。
自分のはフラットタイプですが、メーカーによっては仕切り付きのやつとかもあるっぽい。
と、こんな感じで…おいおい慣れていけたらなーと思います。
ジョジョ
スミス様