「俺達は三人であり一人でもある…」………誰がメインなんだか分からない絵ですがw
先に出したアメンやセトと違ってプタハは具体的な技というものがなく、上のイラストで描いてる
シアとフウという二柱の精霊と一緒に戦う…みたいなイメージでした。チーム戦だね!
二柱とも戦ってない時はプタハの仕事(鍛冶)手伝ったりしてるのかもしれないw
あとプタハの一人称、悩んだんですが結局「俺」にしました…。
■解説
*
二枚目は自分用に描いたメモを少し手直ししたものです。補足として見てもらえればと…。
シアは『認識』、フウは『呪文』の概念を神格化した神なのだそうで。
独立した神として扱われる事もありますが、メンフィスの創世神話とも結びつけられたようです。
自分の手持ちの本の中に
『プタハはその心のうちに宇宙を「シア(思念)によって考え出し」、抽象概念を「フウ(ことば)によって作り出す」』(「エジプトの神々事典」より)
…というフレーズがあって印象的だったので。何とか二柱出したかったw
で、ここでの設定なんですが、シアとフウは解説で書いてるように神ではなく精霊って事にしてます。
パッと見区別がつけづらいですが、神と精霊の見分け方としては「体や服の一部に名前が書いてある」事(ここではフウ→右腕、シア→ハチマキ)。シアとか縮小かけたら潰れて見づらくなったけどw
ちなみに前描いた
アヌビスの部下達(精霊)も同様です。
この辺に関しては後日ちゃんと解説の機会作ります…。とりあえずシアとフウ出してからと思ってたので。
シアとフウは本にヒエログリフの名前の綴りが載ってなくて(「これかな?」っていうのはあったけど確証なかった)困ったんですが、ツイッターで教えて頂けて助かりました。(やかんさん有難うございました!)
決定詞が無いのはわざとです。一応理由あるんですが、色々調べて下さってた様で……すいません(震)
ここからはそれぞれの解説と戦闘スタイルを。
シアの能力としては解説に描いてるように武器(無機物)への変形能力です。
プタハ創造神だし、いっそのこと武器も創造しちゃえ!!と描いた結果こうなったw
普段はプタハが持ってる例の杖(ウアス・アンク・ジェドが組み合わさった物)の形してます。
基本的に武器形態なので、人間形態はあまり描かないだろうと思ってキャラデザはシンプル系に。
プタハは基本的にはシアを使って戦います。その時に応じて武器を変えながら自分の有利になるような戦況を作り出す…という感じ。プタハの想像の及ぶ範囲&無機物なら何にでも変形できるので、意外と手強いかもしれないw創造神なめんなよ!(笑)
ただしシアはフウと違って単体での戦闘能力が無い(能力が変形だけなので誰かに持ってもらわないと本領発揮できない)ので、プタハやフウから離れてしまうと戦えなくなるっていう弱点はあります。
フウはキャラデザで一番迷走しました(笑)
最初シアに合わせてムネヴィスっぽい少年姿だったんですが、攻撃担当っていうイメージはあったので最終的によく分からん系(笑)の動物頭に落ち着きました。全身フサフサのモフモフで気持ち良さそうw
あとプタハ神の所有色が黒&青緑ってことでシアを黒、フウを青緑をベースに配色してます。
プタハも黒い服なんでシアと色被ってるけど……w
能力としては人や物の影に溶け込めます。例えば相手の影の中に潜んで奇襲かけたり足止めしたり。
普段はプタハの影の中にいて、必要な時だけ出てきて戦う…みたいな。
いや、シアは普段から杖としてプタハの近くにいますがフウはどうすんだ!?と思って…。
影からニュッと出てくるイメージが浮かんだのですが、普通にこんなの出てくるだけで恐怖ですよね…。ちびっ子泣いちゃうやつですね(笑)
プタハとは完全に別行動取れるので敵が複数でも対応できるし、逆に一緒に行動する事によって死角が無くなるので、アメンみたいに一瞬で背後に回れる相手にも応戦できます。
あとフウは結構喋るほうなので、戦闘中でもガンガン相手煽ってきます。プタハからは「ちょっと口閉じなさい」とたしなめられる事も…wでも「言霊」だし!そういう存在だし仕方ない!!(笑)
……とまあ、色々書きましたが、なんだかんだで一番強いのは多分プタハです(笑)